学校公演の内容は、下記のナビゲーションからどうぞ               

               人生は変えられる 76.9 FM-Hi!!

        生き方講座 人は何のために生きるのか             

    (U)この世で生きる目的は何か    制作&語り 白井勝文


      パートTでは、生活の為に仕事をするとは、どんな事かと言う
      ことを、
お話して参りました。そこでは肉体を維持していく為には、    
      どうして
も行わなければならない生命活動があり、その生命活動は
      どんな生物で
も根本的には、「食べる食欲、寝る睡眠欲、子供をつ
      くる性欲、身を守る
為の物欲」と「四つの欲求」によって、突き
      動かされているに過ぎな
い事を、お話しして参りました。
            そして今度は、この世で生きる本当の目的は、一体なんだろうか、
      と言
うことを、お話ししたいと思います。結論からズバリ言いますと。

      人間が生きる本当の目的 

                     それは人格、人間性の向上です!

      まず人間とは(じんかん)とも言うのです。じんかんとは「ある間にある」
         存在の、状態を言うのです。
            ではその、ある間にある状態とは、どんな人間かと言いますと。

          1−生物としての人間(自分を肉体的として捉えている人)
  

            生物と精神との間にある状態を人間(じんかん)と言うのです

     2−精神的に目覚めた人間(自分は肉体ではなく魂である
 
                                                  と理解している人)

      この、生物としての人間と、精神的に目覚めた人間、つまり生物と言う
            物質の状態と、精神性に目覚めた状態の、二つの状態の間にあるから
            じんかん(人間)と言うのです。
            このことは、一般的にはなかなか理解されていませんけれども実は、
      非
常に重要な真理なのです。
            この様に人間とは、その活動のありかたや考え方によって、動物として
            の存在であったり、精神的に目覚めた、高度な人間となったりするのです。

   では、生物としての人間とは、どのような生き方をしている人かと言いますと。
 
          パートTでもお話しいたしましたように、その生命活動(生活)が、
      食
べる事、寝る事、子供を育てる事、生活を楽しむ事の、四つの欲求だけ
           で活動している人間の事です。
           たとえ、どんなに高度な社会生活や、生命活動を営んでいたとしても
           それは、生物(生き物)として人間社会をつくり、維持しているだけの
           ものであり、本質的には動物世界と全く同じ生命活動(生活)をしている
           のだと、言わなければなりません。
           このように根本的に本質を見据えると言う事が、非常に重要な事なのです。
          では今度は、「精神的に目覚めている人」とは、どんな状態の人なのか、
          と言う事を、お話したいと思います。
        その前に、人間が持つ能力として、大きく二つの能力があることを先ずは、
      知っておいてください。その二つの能力とは。

     1−知的能力(記憶力、計算、予測、読解力など頭を使う能力)
 

        2−精神的能力(道徳とは、好かれる人とは、立派な人とは、
                                 人間性を高めるとは、など心と頭を使う能力)

      一つ目の知的能力とは、学校で学ぶ知識や、会社で仕事をしたり、一般
        社会で生活をする為の知識を、身につける能力のことを言うのです。
        二つ目の精神的能力とは、道徳とはどんなものだろうかとか、なぜ道徳
           が必要なのか、好かれる人とは、立派な人間になるには、とか、この様
           な人間性を高めるために、心と頭を使い行動する能力を、精神的能力と
           言うのです。

     そこで先ず、「精神的に目覚めている人」とはどんな意識を持っている人
           かと言いますと。

               精神的に目覚めている人とは

           1−自分は肉体的存在ではなく、精神的存在であると自覚している人。
 

           2−さらに、精神的存在であると認識する自分こそが、であると
                      自覚している人。

     この二つの認識をはっきり、断言できる人が「精神的に目覚めている人」
       であると、言えるのです。
       ここで魂と言う言葉が出て参りましたが、精神的に目覚める為にそして、
       魂を理解するためには大事な関門を、通り抜けなければなりません、
          それは。
 

           「自分は肉体ではなく、精神的存在なのだ」という意識

     これが大事な関門なのです。
       ではその「自分は肉体ではないのだ」と言うことを理解して頂くためには、
       次の事を思い浮かべてください。

    例えば10年前の写真の姿と、最近の写真の姿を比べて見て下さい。
         するとその肉体的変化はすごくあるものだと、認識できると思います。
         しかし、10年前の自分も今の自分も、肉体の変化はすごくあっても、
         昔も今も同じ自分であることは、理解していると思います。
         と言うことは、肉体は10年前と今は著しく変わっていても、肉体を
         通して自分と言う認識は、10年前も今も、全く変わっていないという
         ことが分かりますね。
         つまり肉体は常に変化している物質に過ぎず、その肉体の中に、
    自分を
認識する意識がある、と言う事を、分かって頂きたいのです。
        その、「自分として認識している自分」こそがである、と言うのです。

   この「自分として認識している自分が魂である」と言う事を、確信を持
         って断言できなければ、一生涯の生命活動(生活)を通して、人間とし
        て生きる本当の目的を知ろうとは全く、思わなくなってしまうからなの
        です。

         「自分は肉体ではなく、魂の存在なのだ」

   と精神的自覚があってこそ、人格や人間性を高めるを、歩み出すこと
         ができるのです。
         それは、人格、人間性の向上をなす力はすべて、心と頭を使って行動す
         る、精神的能力にあるからなのです。

                                                   制作&語り 白井勝文

   学校公演の内容は、下記のナビゲーションからどうぞ               

                 
出張講演致します 実績
       1−道徳&生き方講座
       2−津軽三味線の演奏と語り
       3−歴史人物の弾き語り(敦盛他)
       出演料は格安にて相談承ります
       お気軽にご相談ください

      <お問い合わせはこちらから

                                           
                        管理者ポリシー      このHPの特徴

 パラン・ダーマへようこそ 各コーナーへは、下記のナビゲーションからどうぞ。迷子になったらホームに戻って下さい