第34節 ディヤーナ・ヨーガ 携帯ストリーム
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制作&語り バール・クリシュナ
クリシュナよ、心は絶えず揺れ動きすぐ荒れ狂い、
そして実に頑迷です。
私にとってこれを制御することは、
風を意のままに支配するより難しい。
バガヴァット・ギーターは、あらゆるものの分析哲学であると言える。
例えば人間というものを、目に見える物質次元の観点からも、目に見えない
精神的観点からも、実に精緻なる分析によって、その本質を説いている。
その一つの例としてここでは、人間が持つ肉体、知性、こころ、感覚、魂、
と言ったものを、乗客が五頭立ての馬車に乗っているところを、譬えとして
説明している。
個人の魂は、肉体という馬車の乗客である。その馬車の御者は知性を表し、
心という手綱で、五頭の馬である五感(目、耳、鼻、舌、皮膚、)を操っている。
この五頭の馬(五感)は、感覚的快楽を求め、勝手気ままに走りたがるものだが、
それを御者である知性と、手綱である心で、五頭の馬(五感)を制御しなければ
ならない。
御者(知性)の使命は、乗客(魂)の要望である、馬車を悟りの世界に導く重要
な役目を担っている。
しかし、五感の快楽に引っ張られた手綱(心)は、御者(知性)の手元から離れ
その為、馬達は勝手気ままに走り、迷走の馬車(肉体)となって現世をさ迷う
のである。
この様に、乗客としての純粋なる魂は、自らは行為することなく、ただ肉体の持
つ欲望よって、迷走した馬車(肉体)が赴くままに、感覚的快楽と苦悩を味わう
のである。
主・チャイタンニャは言われた。
この、五感に囚われた心を取り押さえ、自己の目的に目覚める為には、ハレー・
クリシュナ のマハーマントラを唱え、心をクリシュナへの奉仕に没頭させよと。
この方法によってのみ心は、不動となるのである。
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